極意書皆伝 その②。

前回は
①基本的なフィンキック
をお伝えしました👆

第2回目は②応用的なフィンキック
云う内容でお伝えしようと思います✋


お客様からよくある質問の中で

「あのカエルみたいな❓
 平泳ぎみたいなフィンキックは
 どうやるのですか❓❗」


と云うのがあります。

これは私達インストラクターが
「あおり足」等と呼んでいる
フィンキックです。

インストラクターがこのあおり足を
使ってるのを目にして、
真似をされるお客様が時々❓良く❓
いらっしゃるのですが、
見ていて勘違いされているなぁ🤔
と感じることがあります。


それは、あおり足では
「後ろに蹴り出す」のではなく、
「フィンの裏どうしを合わせる様に挟む」
と云う事です。
お客様から見ていると後ろに
蹴り出している様に見えるかも
しれませんが、、、

それでは結局は俗に言う「自転車こぎ」と
同じ様になってしまい、
とても効率が悪いのです(図3)。


前述しました様に、
フィンはブレード部分で水をしっかり
キャッチしないといけないので、

あおり足で後ろに蹴り出そうとすると
図3の様にかかとからフィンが
出る様になってしまって水を全くと
言って良いほどキャッチ出来ません。

もしくは、
足を開く時にそのまま足の甲部分で
水を蹴る様な形になってる方もいて、
そうなるとそれこそ水をキャッチ
出来ていないんです。

よってあおり足の場合、
意識的にフィンは後ろでは無く左右に
広げてフィンの裏同士を合わせる様に
するのです(図4)。


図解するとあおり足は、
かかとをお尻に当てる様に
足を引いて、
足(フィン)をそのまま横へ
スライドする様に動かして
足をなるべく大きく広げて
足の裏と裏を合わせる様に
足を揃えて「伸びる」

これがあおり足の説明と
なります。




基本的にフィンは表面(甲部分)の
ブレード部分で水をキャッチして
しっかり蹴る事で、
ジェット水流を作り出し水を後ろに
掻き出す=前に進む推進力
を生む訳です。

要するに右足・左足で挟んだ水を
後ろにどれだけ掻き出せるか❓
その水の量が多ければ多ければ、
その掻き出す水の勢いがどれだけ
強いのか❓
によって推進力が変わります。

その上でフィンがどれ程しなやかに
しなるのか❓
デフューザーの様な縦の線があったり
ディンプル(凸凹の溝)を付けて
ジェット水流を作るのか❓

フィン自体の役割とは、
そんなダイバーが作ったフィンキック
による推進力の「手助け」を
しているに過ぎないのです。

前回も少し触れましたが、
フィンは基本的に足の甲部分の
ブレードで水を掻き出す事で
推進力の手助けになる様に
設計されていますので、
その動きが前提となっています。

よって、
あおり足をする様に作られては
いないのです。

前述しましたフィン裏部にある
ディンプルやディフューザー等、
先割れフィン等は
あおり足の邪魔をしてしまう
可能性もあります。

先割れフィンに関しては
あおり足で足を開く動作の時点で
フィンの先が割れてしまい、
とても効率が悪いです。
(あおり足には使えないと
思って下さい)。

以上の要因もあって
あおり足においての推進力は
通常のフィンキックより
悪いと感じます。


とは言え、
場面においてはあおり足は
都合の良い時もありますし、
何より何故か❓
格好良く見えたりしますよね😁
是非に参考頂きお試しあれぇ✋





今回はこの辺にて失礼をば✋
かしこ🙇


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